- バスケを始めたんだけど、ルールがわからない。
- バスケのルールを勉強したい!
- バスケのルールブックってどこで売ってるの?
この記事ではこういった疑問に答えていきます。
内容は以下の通りです。
- バスケのルールブックを手に入れよう
- 但し、ルールブックはわかりづらい
- ケースにあわせてルールを理解しましょう
この記事は、「バスケ歴20年」「JBA公認審判」である筆者による解説となります。ルールブックにのっとりながら丁寧に説明をしていきますね。
バスケのルールブックを手に入れよう
さっそく結論からご説明します。
日本のバスケにおけるルールブックとは「バスケットボール競技規則」を指しています。ルールは日々変更されていくので数が、最新の改正が反映された2019年版のものが、日本バスケットボール協会(JBA)のホームページでpdfとして公開されており、誰でも閲覧をすることができます。
ちなみに、紙の本として読みたい方は、残念ながら2018年版のものしか出ていないんですよね…。そのため、こちらのほうが読みやすいという方もいると思うのですが…正直買うのはオススメをしていません。
もしそれでも本の書籍が欲しいという方はHMVのオンラインストアから購入することができますので、こちらから手に入れてください。
但し、ルールブックはわかりづらい
実際にJBAに掲載されているPDFや本を見ていただいた方なら感じると思うのですが、このルールブックはとにかくわかりづらいです。例えばトラベリングの場合、
動きながらまたはドリブルを終えるときにボールをキャッチしたプレーヤーは、ストップ
したりパスやショットをするために、2歩までステップを踏むことができる:
【補足】 動きながら足がフロアについた状態でボールをコントロールした場合、フロアについている足は0歩目とし、その後2歩までステップを踏むことができる。その場合、1歩目がピボットフットになる。
− ボールをキャッチした後ドリブルを始めるには、2歩目のステップを踏む前にボールを
離さなければならない
− 1歩目のステップは、ボールをコントロールしたあとにフロアについた片足または両足
である
− 2歩目のステップは、1歩目のステップのあとにフロアについた反対の足または同時に
ついた両足である
− プレーヤーの1歩目のステップがほぼ同時に両足でフロアについたとき、ピボットをす
る場合はどちらの足でもピボットフットにすることができる。両足でジャンプした場合
は、フロアに着地するまでにボールを手から離さなくてはならない
− プレーヤーが片足でフロアに着地したときには、その足しかピボットフットにすること
ができない
− プレーヤーは1歩目のステップで踏み切り、両足で同時に着地してもよいが、どちらの
足でもピボットすることはできない。片足または両足のいずれかがフロアから離れたと
きには、足がフロアにつく前にボールを手から離さなくてはならない
− 両足がフロアから離れた状態から両足を同時にフロアについたときは、片方の足を離し
たときにもう片方の足がピボットフットになる
− ドリブルを終えたあと、あるいはボールをコントロールしたあとに、連続して同じ片足
でフロアに触れたり、連続して両足でフロアに触れてはならない
こんなノリです。読み解くだけで一苦労なので、ほとんどの方が離脱をしてしまうのではないでしょうか。とてもルールを理解させようと思っている代物ではありませんよね…。
そのため、このサイトではなるべく各ルールの大事なポイントだけを抜き取り、わかりやすく読み解くようにしています。
もちろん、このルールブックが全くダメだということはありません。ここには原理や原則がすべて詰まっているので、全てのプレイヤーが見た方が良いと思っています。
ただし、どうしても見づらかったり、関連するルールがわかりづらかったりするのが、pdfや紙の本の欠点です。このサイトでは相互にリンクをはることで、なるべくルールブックも読みやすいように構成・一覧化しています。きになる方はぜひこちらのページからお読みください。
ケースに合わせて理解しよう
また、ルールブックによって原理・原則がわかったとしても、実際の試合におけるケースにおいて、どのルールがどのように適用されるかが分かっていなければ意味がありません。例えばこちら
このように、ケースに応じてどのような判定を行うのが正しいのか。これをtwitterなどでも解説しています。実際のシーンをイメージしながらルールを適応させていくと頭にもスッキリ入りますので、おすすめです。よかったらぜひtwitterもフォローをお願いします。
さいごに
以上、今回は「ルールブック」についての解説となりました。
最後は宣伝のようになってしまいましたが、このルールブックのわかりづらさがあったからこそ、このサイトを立ち上げているような部分もあります。正しいルールをきちんと学んで、バスケットボールの技術向上に少しでもお役に立てたら嬉しいです。