*この記事は「JBA2019バスケットボール競技規則」を読みやすいように再編集しています。
第24条 ドリブル
24-1 定義
24-1-1
- ドリブルとは、ライブのボールをコントロールしたプレーヤーが、ボールをフロアに投げたり叩いたり転がしたり、弾ませたりする動作である。
24-1-2
- ドリブルが始まるのは、コート上でライブのボールをコントロールしたプレーヤーが、ボールをフロアに投げたり叩いたり転がしたり、弾ませたりして、その後、他のプレーヤーが触れないうちに再びそのボールに触れたときである。
- ドリブルが終わるのは、ドリブラーの両手が同時にボールに触れるか、片手または両手でボールを支え持ったときである。
- ドリブルの間ボールを空中に投げることもできるが、ボールがフロアや他のプレーヤーに触れる前に、ボールを投げたプレーヤーがもう一度自分の手でボールに触れることはできない。
- ボールが手に触れていない間は、そのプレーヤーの踏むステップの数に制限はない。
24-1-3
- コート上でライブのボールをコントロールしているプレーヤーが、誤ってボールのコントロールを失い、再びそのボールをコントロールしたときは、ボールをファンブルしたことになる。
24-1-4
- 以下の行為はドリブルではない:
- 連続してフィールドゴールを放つこと
- ドリブルを始めるときや終わるときにボールをファンブルすること
- 他のプレーヤーの近くにあるボールをはじき出してコントロールしようとすること
- 他のプレーヤーがコントロールしているボールをはじき出すこと
- パスされたボールをはじき落としてそのボールをコントロールしようとすること
- トラベリングにならない範囲で、フロアにボールがつくことなく、片手もしくは両手にそのボールがとどまらないように、手から手にボールをトスして移すこと
- バックボードを狙ってボールを投げ、再びボールをコントロールすること
24-2 ルール
- プレーヤーは、ひと続きのドリブルが終わったあと、新たなドリブルをすることはできない。
- ただし、以下のことでライブのボールのコントロールをいったん失ったあと、再びボールをコントロールしたときは、新たなドリブルをすることができる:
- フィールドゴールを放つ
- 相手プレーヤーがボールに触れる
- パスまたはファンブルしたボールが、他のプレーヤーに触れる