*この記事は「JBA2020バスケットボール競技規則」を読みやすいように再編集しています。
第28条 8秒ルール
28-1 ルール
28-1-1
- 以下の状況において:
- プレーヤーがバックコート内でライブのボールをコントロールした
- スローインのとき、スローインされたボールがバックコート内のプレーヤーに正当に触れ、スローインしたチームのプレーヤーがバックコートでそのボールをコントロールした
- そのチームは、8秒以内にボールをフロントコートに進めなければならない。
28-1-2
- ボールがフロントコートに進められたとは、以下のことをいう:
- どのプレーヤーにもコントロールされていないボールが、フロントコートに触れる
- 両足が完全にフロントコートに触れているオフェンスのプレーヤーに、ボールが正当に触れる
- 体の一部がバックコートに触れているディフェンスのプレーヤーに、ボールが正当に触れる
- ボールをコントロールしているチームのフロントコートに体の一部が触れている審判に、ボールが触れる
- バックコートからフロントコートへドリブルをしている間に、ボールとドリブラーの両足が完全にフロントコートに触れる
28-1-3
- 以下のようなことが起こった結果、それまでボールをコントロールしていたチームに引き続きバックコートでのスローインが与えられた場合、8秒は継続される:
- ボールがアウトオブバウンズになる
- そのチームのプレーヤーが怪我をする
- そのチームにテクニカルファウルが宣せられる
- ジャンプボールシチュエーションになる
- ダブルファウルが宣せられる
- 両方のチームに与えられた等しい罰則が相殺される