【2019版】第50条:ショットクロックオペレーターの任務 【原文】

過去の原文

*この記事は「JBA2019バスケットボール競技規則」を読みやすいように再編集しています。

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第50条 ショットクロックオペレーター:任務

ショットクロックオペレーターは、次のようにショットクロックを操作する:

50-1

  • 次のとき、ショットクロックを動かし始める、あるいは再開する:
    • コート上でどちらかのチームがライブのボールを新たにコントロールしたとき。その後相手チームのプレーヤーがボールに触れても、引き続き同じチームのボールのコントロールが終わらない限り、ショットクロックは止めないしリセットもしない
      • 新たにコントロールしたときは速やかにショットクロックをリセットし、改めて24秒をはかり始める。
    • スローインのときは、スローインされたボールがコート上のプレーヤーに正当に触れたとき

50-2

  • 次のことが起こった結果、それまでボールをコントロールしていたチームに引き続きスローインが与えられるときは、残り時間がはっきりと表示されている状態でショットクロックは止めるがリセットはしない:
    • ボールがアウトオブバウンズになったとき
    • ボールをコントロールしているチームのプレーヤーの怪我で審判がゲームを止めたとき
    • ボールをコントロールしているチームにテクニカルファウルが宣せられたとき
    • ジャンプボールシチュエーションになったとき
    • ダブルファウルが宣せられたとき
    • 両チームに等しい罰則の相殺があったとき
      • 特別な処置をする場合の規定やファイティングの規定を適用し、罰則を相殺したり取り消したときを指す。
  • ファウルやバイオレーションの結果、それまでボールをコントロールしていたチームに引き続きフロントコートでスローインが与えられ、ショットクロックに14秒以上表示されている場合、残り時間がはっきりと表示されている状態でショットクロックは止めるが、リセットはしない。

50-3

  • 次のとき、ショットクロックを止めて24秒にリセットし、秒数を表示しない:
    • ボールが正当にバスケットに入ったとき
    • ボールが相手チームのバスケットのリングに触れ相手チームがそのボールをコントロールしたとき
    • 次のことが起こった結果、チームのバックコートからスローインが与えられるとき
      • ファウルやバイオレーション(ボールがアウトオブバウンズになる場合は除く)
      • ジャンプボールシチュエーションで、それまでボールをコントロールしていないチームにボールが与えられる
      • ボールをコントロールしていないチームに原因がありゲームが中断する
      • どちらのチームにも関係のない理由でゲームが中断する。ただし、相手チームが著しく不利になる場合を除く
        • ゲームクロックが動いているときに、ショットクロックが誤ってリセットされてしまった場合も含む。審判が相手チームにとって著しく不利になると判断した場合は、ショットクロックはリセットしない。
      • フリースローを行うとき

50-4

  • 次のとき、ショットクロックははっきりと表示されている状態で14秒にリセットする:
    • 次のことが起こった結果、それまでボールをコントロールしていたチームに引き続きフロントコートからのスローインが与えられ、ショットクロックが表示している残りの秒数が13秒以下であるとき:
      • ファウルやバイオレーション(ボールがアウトオブバウンズになる場合は除く)
      • ボールをコントロールしていないチームに原因がありゲームが中断する
      • どちらのチームにも関係のない理由でゲームが中断する。ただし、相手チームが著しく不利になる場合を除く
        • ゲームクロックが動いているときにショットクロックが誤ってリセットされてしまった場合も含む。審判が相手チームにとって著しく不利になると判断した場合は、ショットクロックはリセットしない。
    • 次のことが起こった結果、それまでボールをコントロールしていなかったチームにフロントコートからのスローインが与えられるとき
      • パーソナルファウルあるいはバイオレーション(ボールがアウトオブバウンズになる場合を含む)
      • ジャンプボールシチュエーション
    • アンスポーツマンライクファウルやディスクォリファイングファウルの結果、フロントコートのスローインラインからスローインが与えられるとき
    • ショットやパスのボールあるいは最後のフリースローのボールがリングに触れたあと、それまでボールをコントロールしていたチームがそのボールを引き続きコントロールしたとき
    • 第4クォーターや各オーバータイムでゲームクロックが2:00あるいはそれ以下を表示しているときに、バックコートのアウトオブバンズからスローインが与えられたチームにタイムアウトが認められ、そのチームのコーチがフロントコートのスローインラインからゲームを再開することを決め、ショットクロックが表示している残りの秒数が14秒以上であるとき

50-5

  • ボールがデッドでゲームクロックが止められ、そのとき各クォーターやオーバータイムの残りが14秒未満で、なおかつどちらかのチームにボールのコントロールが新たに始まるとき、ショットクロックの表示装置の電源を切る。
  • ショットクロックのブザーは、チームがボールをコントロールしているときを除いて、ゲームクロックやゲームを止めるものではないし、ボールをデッドにするものでもない。

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第8章 審判、テーブルオフィシャルズ、コミッショナー:任務と権限

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