【2019版】第34条:パーソナルファウル【原文】

過去の原文

*この記事は「JBA2019バスケットボール競技規則」を読みやすいように再編集しています。

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第34条:パーソナルファウル

34-1 定義

34-1-1

  • パーソナルファウルとは、ボールのライブ、デッドにかかわらず、相手チームのプレーヤーとの不当な体の触れ合いによるプレーヤーファウルのことをいう。
  • プレーヤーは、相手を押さえて動きの自由を妨げたり、押したり、叩いたり、突き当たったり、つまずかせることをしてはならない。手(腕)や足(脚)、膝などを伸ばしたり広げたり突き出したり、体を不自然に曲げたりして相手の進行や相手の動きを妨げる触れ合いを、自分のシリンダーの外で起こしてはならない。
  • また、その他乱暴な触れ合いを起こすこともしてはならない。

34-2 罰則

  • ファウルをしたプレーヤーに1個のパーソナルファウルが記録される。

34-2-1

  • ショットの動作中ではないプレーヤーがファウルをされたとき:
    • ファウルが起こったところに最も近いアウトオブバウンズから、ファウルをされたチームのスローインによってゲームを再開する。
    • ファウルをしたチームがチームファウルのペナルティシチュエーション(チームファウルの罰則が適用される状況)にある場合は、第41条が適用される。

34-2-2

  • ショットの動作中のプレーヤーがファウルをされたときは、ファウルをされたプレーヤーに以下のとおりフリースローが与えられる:
    • そのショットが成功したときは得点が認められ、さらに1本のフリースローが与えられる
    • そのショットがツーポイントフィールドゴールエリアからのショットで不成功だったときは、2本のフリースローが与えられる
    • そのショットがスリーポイントフィールドゴールエリアからのショットで不成功だったときは、3本のフリースローが与えられる
    • ファウルが起きたその直後あるいはほとんど同時に、各クォーターや各オーバータイムの競技時間の終了のブザーまたはショットクロックのブザーが鳴ったときに、ボールがまだショットの動作中のプレーヤーの手の中にありその後ショットが成功しても、得点は認められず2本または3本のフリースローが与えられる

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第6章 ファウル